初心者必見!こだわらないキャンプについて ~テント選び編~ 最初のテントは安物をお勧めする5つの理由

こんにちは。むらきゅうです。

今回は、こだわらないキャンプのすすめ テント編です。

これからキャンプを始めたい!という方は、まず「テントどうしよう・・・」と考える人が多いのではないでしょうか。

テント選びのサイトも数多くありますので、テントの種類と詳細については、そういったサイトを参考いただくのが良いかと思います。

今回は、キャンプ歴30年の私が自らの経験を基に、これからキャンプを始める皆様に向けて、おすすめのテント選びについてご紹介いたします。

こだわらないキャンプについて ~テント選び編~ 最初のテントは安物をお勧めする5つの理由

結論、初心者、初めてのキャンプでは、テントはレンタルか1万円以下の格安テントがおすすめ!です。

いやいや、テントって形・素材・耐水性・重さ・価格・・・・千差万別でそれぞれにメリット・デメリットがあって、きちんと選ばないといけないのでは?

その通りなのですが、以下に掲げる5つの理由から、私は最初にキャンプをする際のテントはレンタルか格安テントをお勧めします。

  1. キャンプを好きになって続けるかどうかわからない
  2. どんなに良いテントを買っても、絶対に新しい種類のテントが欲しくなる。絶対に!
  3. 慣れないうちはテントを破損、汚す可能性が高い
  4. タープとセットで快適になるテントもある。タープ張るのは初心者にはハードルが高い
  5. めちゃめちゃ寒い時期にキャンプをしない限り、寝袋さえちゃんとしてればどんなテントでも問題なし

1.キャンプを好きになって続けるかどうかわからない

まずはこれ。モノから入って好きになるパターンもありますが、一流キャンプメーカーのテントだと安くても3万~4万すると思います。

キャンプは準備も楽しいですが、それはそれで大変です。

また、天候にも左右されるので、思っているより頻繁にはいくことができないです。

確かにコールマンとかスノーピークとか、カッコいいですが、1年に1・2回しか使わなかったとしたらどうでしょうか。保管するにもテントはそれなりにかさばるので、大変ですし、そもそももったい無いです。

家族がキャンプにはまるかどうかもわからない中で、一定以上の価格のテントを買うのはリスクが高いと思います。

なので、まずはレンタルのテントでしばらくキャンプをスタートすることで、持っていく荷物を減らすこともできるし、後述しますが、干したりするメンテナンス作業が圧倒的に楽になります。

2.どんなに迷って良いテントを買っても、絶対に新しい種類のテントが欲しくなる。絶対に!

キャンプすると、それこそ自分のスタイルを確立しているキャンパーの皆さんが使用しているテントやサイトが嫌でも目に入ります。

キャンプに興味を持ち始めた時期ならばなおさらです。

キャンプをすればするほど、いろいろなタイプのテントが目に入ることになり、自分のスタイルにあったテントを永遠に探し続けることになります。

また、設営に時間がかかるから、設営撤収が簡単なものが欲しい、とか、重たいからもう少し軽いものがいいな、とか、実用面でもいろいろと考えるようになります。

キャンプを続けている人で、1つのテントだけを使い続ける、という人は皆無に等しいです(独断)。

家族が増えたりすることもありますので、結果的に大きくなっていく気がします。絶対に新しいタイプのテントが欲しくなります!

我が家も常に「あのテントいいね~」「おしゃれすぎじゃない」「でも重そう」等と妄想しています。

でもたいてい高くて重くて買えないです。

したがって、最初は、安物買いの銭失いを承知の上で、一万円以下のお手頃テントを購入して、数回使ったらメルカリ行き、もしくは物置にしまっておく、とかでもいいと思います。

3.慣れないうちはテントを破損したり汚したりする可能性が高い

テントは説明書通りに設営しても、なぜかポールが絶対にはまらない状態になったり、あれほどきれいに収納されていたのに、絶対に収納袋に入らない状況に陥ったりします。

その際、無理して生地が破けたりポールが折れることが良くあります。

もちろん一流メーカーの製品はそんなに脆くはないと思いますが、我が家のテントではたいていどこかに破いた後があります。

また、キャンプに行くと気付くのは、夜露と結露のすごさです。

気温差が大きいことが多いので、テントの外はもちろん、内部も結露でびしょびしょになります。これも通気性が良ければないかもしれませんが・・・

撤収の際、テントをひっくり返すと、裏面も地面からの水分でびしょびしょになっていると思います。

これをよく乾かして収納する必要がありますが、適当にしてしまうとカビや汚れの原因になってしまいます。

レンタルのテントはそのあたりをきちんと干したりクリーニングしてきれいにしています。したがって、その手間を考えると、最初はレンタルテントの方がコスパが良いともいえると思います。

4.タープとセットで快適になるテントもある。タープ張るのは初心者にはハードルが高い

2ルームテントやトンネル型・カマボコ型のテントは、タープが無くてもリビングで食事などができますが、ドーム型テントやワンポールテントは、タープが無いとちょっとした雨風、木の葉などをよけるすべがありません。

したがって、タープとセットで設営することになりますが、タープを張るのはかなりハードルが高いです。

慣れないキャンプで、テントとタープを張る・・・かなりドキドキする状況です。

タープを張るサイトの作り方や、テントとの合わせ方など、一通りいろいろな方の例を見て、学んでからでも遅くはありません。

とはいえ、ドーム型やワンポールテントは設営が楽!というメリットもあります。

テント選びの選択肢を広げる意味でも、タープもテントの一部として考えられる段階まで、レンタルテントでもよいのでは、と思います。

5.寒い時期にキャンプをしない限り、どんなテントでも問題なし!

当然ですが、安いテントは防水効果がほとんどなかったり、通気性が異常に良かったり悪かったり、強度の問題がある場合もあります。

冬や春先にキャンプをするのは流石にお勧めしませんが、気候のいい季節であれば、虫さえ入ってこなければ問題ないといえます。

むしろ、格安テントは外側のフライシートが申し訳程度についているケースが多く、インナーテントはメッシュになっているのが多いです。

冷たい風が吹き込む時期はかなり厳しいですが、夏はむしろ涼しくてちょうど良いくらいになります。

もちろん、事前に天気予報をチェックして、雨や風が強そうであれば、テントのスペックから見て、キャンプを中止する、といった判断は必要になりますよ。

まとめ

良いテントは、長持ちするのはもちろんだけど、高額でもあり、なかなか買い換えることができません。でも、新しいのが欲しくなるんですよ。

いろいろなキャンパーさんのスタイルを見ていると、あれもよい、これもよい・・・となることは間違いありません。

また、最初のキャンプは天候を読み間違えて雨の中ずぶぬれになったりすることも多いです。

コットンのテントを雨の日に使ったものなら、重さが更に倍になり、大変なことになります。そういった天候の影響を把握できるようになってからでも、一流メーカーのテントを買うのは遅くありません。

まずは、レンタルか格安テントからスタートするのがおすすめです!

我が家のテント選びはどうだったのか

結局、我が家ではファミリーキャンプ用に、まず最初にロゴスの2ルームテントを購入しました。

居住性が高く、快適なのですが、とにかく重い!でかい!!持ち運ぶのが嫌でキャンプが億劫になるレベル!

そうしているうちに、ワンポールテントが流行りだし、かわいいな〜と話していたら、軽いテントが欲しくなり、コールマンのワンポールティピーを購入しました。

更にソロキャン用のテントと合わせて、現在は3つのテントを保有しています。

以上、参考になりましたでしょうか。

それでは、楽しいゆるそとらいふを!

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