こんにちは。むらきゅうです。
今回は、阿蘇郡南阿蘇の「あそ火の山温泉どんどこ湯」をご紹介します。
2021年3月に新阿蘇大橋が開通しましたが、大橋を渡らずにそこから国道57号線を阿蘇方面に向かって左側にアーデンホテル阿蘇が見えてきます。その敷地内に「あそ火の山温泉どんどこ湯」があります。
阿蘇地域は震災からの復興が進み、いろいろな施設がリニューアルするなど、活性化が進んでいる地域なので、昔訪れた熊本県民の方々にも新たな顔を見せていると思います。
かなりワイルドな温泉なので、なかなか面白かったですよ!
「焼肉&ステーキ源泉かけ流し!」あそ火の山温泉どんどこ湯とは
どんどこ湯は、熊本市内から車で約60分のところにある、アーデンホテル阿蘇に併設された温泉&レストランの施設です。
広い駐車場があり、そこから入り口に進むと・・・ちょっと営業しているかわかりづらい入り口がありました。
看板に「営業中」と書いてありますので、勇気を出して進みます。
しかし、「焼肉&ステーキ源泉かけ流し」一緒にのぼりに書くと、情報量が多くてよくわからなくなりますね。
こちらの施設の運営は、熊本の人なら皆さんご存じの「肉のドッキン市」を運営されているオオツカグループです。
ってことは、肉のおいしさは間違いない、ということで温泉&レストランを満喫することにしました!
のぼりに書かれた通りの展開です。これがサブリミナル効果か。
・住所:熊本県阿蘇郡南阿蘇村下野135-1
・電話:0967-35-1726
・料金:大人630円 小人320円
・営業時間:11:00~22:00 注:コロナ禍で温泉は21:00までの短縮営業となっているようです。
※詳細は公式ホームページでご確認ください。
我が家は、大人2名・小学生1名ですが、ランチも一緒にする決断をしていますので、入浴付きの定食を頼もう、と思ったら、「焼肉盛合せ3人前+入浴券3名4,180円」という表示を見つけて、ん!?
焼肉定食入浴付き2名+お子様焼肉定食入浴付き=4,580円を頼もうとしていましたので、これの方がお得じゃね?という話になりました。
従業員さんに確認すると、焼肉定食と盛り合わせ3人前は、お肉の種類が違うようで、3人前の方はホルモン、ウィンナーがついているらしい。サラダバーは共通なので、お肉の違いであればいいかな、と思い、焼肉盛合せ3人前+入浴券3名を頼むことにしました。その結果は後ほど。
ワイルド温泉 どんどこ湯のおすすめポイント
- ここは外・内?溶岩石と自然木が融合したワイルド温泉
- 緑白色のにごり湯は源泉かけ流し!
- 年季が入った落ち着きのある洗い場や湯船のしつらえ
- 肉屋さんが運営するお得&おいしいレストラン
ここは外・内?溶岩石と自然木が融合したワイルド温泉
券売機で入浴券を購入し、受付に置かれているカゴに置いていきます。無人販売所方式。
とにかくこれでもか!というくらいに巨大な岩が設置されています。こちらは受付前。
浴場に足を踏み入れると、巨大な岩に出迎えられます。写真ではわかりづらいのですが、天井が非常に高く、開放感があり、その中に巨大な岩がそそり立っているのは、びっくりしますね。
湯船の中にも岩と自然木が使われていて、ここは建物の中なのか、外なのか、感覚がくるってしまいます。
露天風呂もワイルド!この日は4つある湯船の2つしかお湯が張られていませんでした。手前は浅めの湯船、奥は広い湯船です。
源泉かけ流しなので、全体的にちょっと熱めです。42度くらいでしょうか。苦手な方は、長く入り続けるのは難しいかもしれません。
こちらは脱衣所。さすがに岩はないですが、全体的に木を使った作りになっています。
こちらのロッカーは100円が戻ってこないシステムですのでご注意を。また洗面台にはドライヤー以外のアメニティはありません。ティッシュもないのは残念でした。
緑白色のにごり湯は源泉かけ流し!
どんどこ湯の泉質は硫酸塩泉で、全体的に緑白色に濁っています。
どんどこ湯の泉質は{硫酸塩泉} 硫酸塩泉は日本三大美人泉質(硫黄泉、炭酸水素塩泉、硫酸塩泉)と呼ばれるうちのひとつです。通称{美人の湯}とも呼ばれており、湯の成分にはカルシウム、ナトリウム、マグネシウムが豊富に含まれています。効能は疲労回復に適しているだけでなくお肌にハリと潤いを与え美肌再生のアンチエイジングの作用もあるといわれてます。ご来館の際はこの自慢の湯を心ゆくまでご堪能下さいませ。
公式ホームページより
源泉かけ流しになっていますので、湯船にある噴出口に触れると、「熱っ」となりますが、それがまた熱すぎず、ちょうどいい感じになっています。
年季が入った落ち着きのある洗い場や湯船のしつらえ
全体的に古びていますが、洗い場などはそれを逆に生かした木で作られた洗い場になっています。
天然温泉のジャグジー?もあります。大人が8人くらいは入れるのではないでしょうか。
サウナは中学生以下は入れない、と表示されていましたので、今回は入りませんでした。
あとで妻に聞いてみると、女湯のサウナは「めちゃめちゃ熱かった」とのことなので、息子が入ってもすぐに出たかもしれないです。
息子は水風呂で「この木と岩の感じが独特で気持ちいい」と言ってました。確かに、湯船の周りは木でおおわれているもの多く、岩と木が融合している不思議な感覚です。
水風呂は大人のおなかくらいまでの深さで、温度は18~19℃くらい。それほど冷たくはないですが、湯船が気持ちよくて少し長く入ってしまいました。
肉屋さんが運営するお得&おいしいレストラン
お風呂の後は、レストランに向かいます。こちらは2階の休憩室から望んだレストラン&売店です。
そして、こちらが焼肉盛合せ3人前!想像よりも大ボリュームです。
牛肉、豚肉、ソーセージ、ホルモンがセットです。
キャベツとサラダはサラダバーでとり放題。ご飯もおかわり自由です。お吸い物とヨーグルトのデザートもついてました。
入浴大人630円を考えると、これで入浴付き一人1,393円であれば、かなりお得なのでは?
こちらは少人数で運営しているので、食券を係の方に渡し、番号札を受け取って呼ばれたら取りに行くシステム。
すべてセルフサービスでした。
食事の後は2階の休憩スペースへ。マッサージチェア、卓球台とソファー
畳のスペースもありました。
全体的な印象としては、ワイルド!という印象です。自然の木、岩がふんだんに使われていて、露天風呂も湯船の外に落ち葉がかなり落ちています。
人が歩くところや湯船はきれいなので問題ないですが、かなり野性味のある温泉だと思います。
嘉島湯元水春とは真逆の施設かもしれません。息子の採点は67点でした。悪くはないと思います。
また、全体的に従業員の方が少ないので、メンテナンスは、あまり行き届いていない部分もありましたので、気になる方もいるかもしれませんが、とにかくお湯がいいので、それだけでも入る価値があると思います。
これだけの規模の施設を維持するのはとても大変だと思いますので、我が家としても継続して応援していきたいと思います。
それでは、楽しいゆるそとらいふを!