こんにちは。むらきゅうです。
今回は、8月31日に熊本市にオープンした覚王山フルーツ大福弁才天(かくおうさんふるーつだいふくべんざいてん)に行ってきましたので、レポートします。
フルーツ大福といえば、8月に呉服町の虎之助に行ったばかりですが。。。
会社の同僚から、こんなお店もありますよ!と情報を入手したので、早速行ってみました!
覚王山フルーツ大福弁才天熊本店とは
熊本市の南坪井町、3号線沿いに小さなお店がありました。
名古屋が発祥のフルーツ大福専門店で、全国60店舗以上展開しているようです。
住所 | 熊本県熊本市中央区南坪井町4−16 |
電話 | 096−342-4777 |
営業時間 | 10:00〜19:00 |
定休日 | 不定休 |
弁才天のフルーツ大福の種類は?
感染予防のため、店内にはお客様1組ずつ入ることができます。
私の前には1名お客さんが選んでいたので、2分くらい並んでから入店できました。
季節に応じて様々なフルーツ大福が販売されているようです。
この日は12種類のサンプルが展示されていました。
早速買ってみた
今回は、夏いちご(560円)、ゴールドキウイ(700円)、ピオーネ(440円)、シャインマスカット(650円)の4種類を購入しました。
虎之助と異なり、紐が何本必要か聞いてくれました。
複数のフルーツ大福を切る時は、紐が何本かあった方が気持ちいいですもんね。ありがたい。
持ち帰りの時間がかかる場合は保冷剤を1つ入れてくれます。長時間かかる場合は追加料金で保冷材の追加が可能です。
綺麗な断面を堪能するために、紐で丁寧に大福を切ります。
ゴールドキウイ
こちらはゴールドキウイ。写真でもみずみずしさがよくわかります。
キウイは柔らかくて切りやすかったです。
シャインマスカット
こちらはシャインマスカット。粒が小さいから2粒入ってます、と店員さんから説明がありました。
2粒あるし、結構切るのに気合がいりました。
夏いちご
こちらは夏いちご。夏にいちご?という感じですが甘くておいしかったです。
あ、でもこれは2つ入ってます、という説明はなかったな・・・
ピオーネ
こちらはピオーネ。切った瞬間から果汁があふれてきます。
私のへたくそな写真でもわかる通り、味はどれも間違いなしで美味しかったです。
弁才天と虎之助の違いを考えてみる
さて、8月にオープンしたフルーツ大福のお店と言えば、呉服町の虎之助があります。
虎之助について書いた記事はこちら。
虎之助のフルーツ大福も丸ごとフルーツが包まれた大福で、紐で切ることで断面を観賞、というスタイルです。
どちらも、求肥にこだわりがあります。
他の一般的なフルーツ大福とは柔らかさやフルーツの一体感など、大きく異なる食感の求肥です。
違いを私なりにまとめてみました。
虎之助 | 弁才天 | |
商品 | フルーツを竹炭を練りこんだ黒い求肥で包んだフルーツ大福 紐は1本のみ 店舗での購入のみ | フルーツを白い求肥で包んだフルーツ大福 紐は何本必要か聞いてくれる 通信販売あり |
価格 | 一般的な大福よりもかなり高価格帯です。 いちじく 680円 キウイ 580円 シャインマスカット 480円 苺 440円 ※季節や内容によって金額が変わります | 一般的な大福よりもかなり高価格帯です。 いちじく 650円 キウイ 550円 シャインマスカット 650円 苺 560円 ※季節や内容によって金額が変わります |
店舗 | 店内は美術館のような作り。店内には本物の商品が展示されている。店舗に入って購買すること自体が、そこでしか経験できない購買体験。 市内中心部から離れた立地。 | サンプルの商品が並んだ機能的な店舗づくり。外から店内が見えるため入りにくさはない。3号線の車からも見ることができるため、プロモーション効果もある。 市内中心部に近いが、歩行者が多い立地ではない。 |
PR | インスタグラムでの商品紹介 謎めいた雰囲気でクチコミ醸成。 集客力のある系列店「珈琲回廊」からの誘導 | そもそもフルーツ大福においては、知名度が高い 車から店内を見ることができる告知効果もある |
どちらがさきにこういったスタイルのフルーツ大福に取り組み始めたのか、事実を知らないので想像です。
全国展開を行っている弁才天が先行しているトップ企業だとすると、虎之助は後発ということになるので、商品、店舗、プロモーションの部分において、差別化していると思われます。
店舗のつくりや購買体験などについては、きれいだけどサンプル商品が機能的に展示されている弁才天と、こだわりの店舗でそこでしか経験できない体験を提供している虎之助。
こだわりの白い求肥とあんこの弁才天と、熊本をイメージした黒い求肥でフルーツを包んでいる虎之助。
通信販売が可能な弁才天と店舗でしか購入できない虎之助。
すごく似ているこの2つのお店が、今後どういった形で熊本に浸透していくのか、マーケティングの観点からも興味深いです。
とはいえ、フルーツ大福の味はどちらも間違いないですよ!
ぜひ、みなさんも一度食べてみてください!
それでは、楽しいゆるそとらいふを!