生まれも育ちも東京の中小企業診断士が熊本暮らしを選んだ理由【前編】

はじめまして。

私は、現在熊本県在住で中小企業診断士・会社員のむらきゅうです。

今回は自己紹介もかねて、東京で生まれ育ったアラフィフ中小企業診断士の私が、なぜ熊本での生活を選ぶことになったのか、お伝えしたいと思います。

最初はちょっと熊本が好きではなかったのですが、今は超大好きになっていますので、お許しください!

最初に熊本に住むことになったときの話

今から約25年前、全国に拠点がある企業に入社した私は、生まれ育った東京から、縁もゆかりもない「熊本」に配属となりました。

え、熊本ってどこ?熊いるの??やばく無い?

またまた〜いくらなんでも、熊本くらいわかるでしょ、と熊本の人からツッコミがあるかもしれませんが…

いや、東京で生まれ育った新社会人なんてこんなもんです。

だって、逆に九州の人も千葉と埼玉と神奈川の位置関係、多分わからないと思います。

それと一緒?です。

当時持っていた熊本の知識

熊本と言えば、阿蘇山があって、熊本城と辛子蓮根、馬刺し…

かろうじて水前寺公園が思い浮かんだと思いますが、実際の位置関係やそこでの暮らしなんて、考えたこともないですし。

今よりも、地域の情報って本当に少なくて、それこそ、るるぶやマップルで確認するレベル。

当時、熊本で暮らしはじめた印象は、田舎だな〜でした。

スマホはもちろん、携帯電話、インターネットは普及しておらず、当然Amazonも存在していない世界。

いまでは想像もできなくなってしまいました。

情報がテレビしかなく、チャンネルも少ない、ジャンプも二日くらい遅れて店頭に並ぶなど、とにかくいろいろと遅いなーと感じていました。

当時の熊本の印象あれこれ

25年前はどのようなことを考えていたのか、振り返ってみたいと思います。

毎日東京に帰りたい、と考えていたので、日々思っていたことをよく覚えています。

25年前思っていた「熊本のよいところ」

  • 水がおいしい
  • 中心市街地が夜通し賑やか

25年前思っていた「熊本のわるいところ」

  • 阿蘇の外輪山に囲まれており冬寒く夏熱い
  • 特に夏の蒸し暑さは地獄
  • テレビのチャンネルが少ない
  • 本や雑誌、CDなどの発売が都会から数日遅れ
  • 熊本が日本で一番だと思っている人が多い
  • 焼酎をロック・水割り・お湯割りで飲まなければならない
  • 空港までが遠くて不便
  • 醤油が甘ったるい
  • 納豆のパックにからしがついていない

最後の納豆からし問題なんかは、いいがかりみたいなもので、当時の熊本に対する思いがにじみ出ていますね~。

実際、からしが入っていなくてびっくりしたのは事実で、醤油もわざわざ東京から持ってきていました。

とはいえ、「わるいところ」に書いてある点も、今となっては時代の進歩が解決したり、自分の価値観が変わったことでほとんどが「よいところ」に変わっています。

次回以降は、「わるいところ」が「よいところ」に変わっていく経緯を書いていきたいと思います。

後編はこちら。

それでは、楽しいゆるそとらいふを!

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