硬派な焚火台「TAKI BE ITA(タキビイタ)」を自腹購入して実際に使ってみた感想。まさに鉄(くろがね)の城!超重いけどカッコいい。22年11月リニューアル!

最近、キャンプの行き過ぎで、焚火台&グリルとして7年間愛用していた「LOGOS KAMADO」が少々くたびれてきたので、新しい焚火台を探していました。

最近、キャンプグッズが増えて、収納スペースもなくなってきたため、コンパクト&かっこいい&頑丈な焚火台を探していたところ、これ以上はないほど「超コンパクト&頑丈」な焚火台を発見しました!

THE IRON FIELD GEARの「TAKI BE ITA(タキビイタ)」です!

※TAKI BE ITAは22年11月にリニューアルしていますが、今回の記事は前バージョンのものです。

この記事はこのような方におススメ

  • とにかくかっこいい焚火台を探している
  • 焚火をしながら炎を眺めてぼ~っとすることが好き
  • 一生使える頑丈な焚火台が欲しい
  • コンパクトに収納できる焚火台が欲しい

カッコイイ焚火台はいろいろありますが、「頑丈さ」と「コンパクトさ」は、相反する要素です。

頑丈さを求めると、パーツがバラバラにならずに収納スペースが必要となり、一方、コンパクトさを求めると、分解して組み立てるタイプだったりして頑丈さに欠けてしまう。。。

そんなあなたへの最適解がこの「TAKIBEITA」です!

この武骨さ・・・カッコイイ。まさにキャンプ場にそびえる鉄(くろがね)の城。

ロマンがかきたてられるぜ。

THE IRON FIELD GEARの「TAKI BE ITA(タキビイタ)」とは

「TAKI BE ITA(タキビイタ)」とは、香川県の鉄工所が展開しているブランド「THE IRON FIELD GEAR」の焚火台です。

鉄工所ならではの超厚い鋼板(3.2mm)を使用しており、ちょっとやそっとの使用ではびくともしない、とても頑丈な焚火台となっています。

※22年11月より以下の新バージョンの販売がスタートしています。
ロストルが収納できたり、収納時に固定できたりと、旧バージョンユーザーからすると、痒い所に手が届く改善がなされています。

TAKIBEITAのコンセプト

コンセプトは以下の通りです。

世の中に数多くあるコンパクトで軽量の焚き火台は、軽さと引き換えに熱変形がおこりやすく、長期の使用には耐えられず反ってしまったり、また長く使用できてもとても高価だったり・・。
「できるだけ安価で、コンパクトに持ち運びできるもの、そして使う際はシンプルな組み立ての物」を考えて作りました。

公式ホームページより

TAKIBEITAのスペック

TAKIBEITAのスペックはこちら。

SサイズとLサイズがありますので、利用シーンによって選ぶと良いと思います。ただ、Lサイズでも割とコンパクトなので、複数で利用する場合はLサイズをお勧めします。Sはソロ向きですね。

SサイズLサイズ
サイズ(組立時)約W195×D233×H212 (mm)約W273×D330×H299 (mm)
重量約4.5kg(本体、五徳、ロストル、灰受け)約8.7kg(本体、五徳、ロストル、灰受け)
収納箱サイズ約W300×H280×D18 (mm)約W430×H385×D18 (mm)
材質本体:スチール(塗装)本体:スチール(塗装)

ポイント➀:収納時、驚きの薄さに!でも頑丈!

とにかく、最初に配送されて受け取った時の印象は「薄っ!」(&「重っ」)

apple社の製品かと思うくらい薄くてシンプルな梱包です。

説明書と収納ケース、五徳などが同梱されています。

更に本体はこの中に収納されています。

1枚の板のように見えますが、いくつかのパーツが格納されている状態です。

この時の厚さは、約1cm!(でも8.7㎏)。

付属の収納ケースにすっぽり収まります。ほんとにコンパクトです。

厚さ3.7㎜のスチール製なので、そんじょそこらの加重ではびくともしません。

しかもこれだけの薄さなので、車載時にも全くかさばらずに、ガンガン上に荷物を載せることができます。

ちょっと曲がっても、ハンマーでたたけば何とかなりそう。

ポイント②:簡単組立!30秒で完成!

すべてのパーツを並べたところがコチラ。

メインとなるのは黒く塗装されている5つのパーツ。

一番大きな鉄板2枚を組み合わせて、逆三角形のパーツをはめ込みます。

次に、ロストルと逆三角形パーツをはめ込むと、焚火台完成!

焚火台としても使えるし、炭火でバーベキューコンロとしても使えます。

我が家ではこのままこの上に網を乗せてコンロとしても使っています。

調理をする場合は、五徳をセットすることもできます。

焚火を行うロストルの高さから、地面までは約20㎝。

あまり激しく焚火をすると地面が焦げてしまかもしれませんが、まずは収納ケース兼灰受けがあるので安心できます。

実際に利用する際は更にスパッタシートを敷いて利用しています。

焚火台として使ってみたところがコチラ。

手前のマークが赤く染まってカッコいいですね。

実際に使ってみて感じた要注意点

それではここから使ってみて感じた要注意点を記載します。

ただ、私にとっては、気にならない程度なのですが、購入される際には知っておいた方が良いと思いますので、記載しておきます。

要注意点➀とにかく重い!足に落としたら大事故になります

とにかく、とんでもなく重く感じます。

TAKIBEITAの重量8.7㎏というのは、テント等では普通の重さで気にならないと思いますが、スチール製で、重さが凝縮されている感があり、薄くて軽そうな見た目とのギャップもあり、最初は「重っ」と感じると思います。

また、重いうえに薄いので、万が一そのまま足に落としてしまうと、加重が一点に集中するため、サンダルだったら骨折する可能性が高いです。

靴の上でもかなりヤバいケガになると思います。

お子さんが持つことはないと思いますが、取扱は注意が必要です。

その分、組み立てた後は、ちょっとぶつかっても倒れることが無い安定性を発揮します!

メリットとデメリットが相反している感じですね。

要注意点②収納時に段ボールケースに入れないとバラバラになる⇒新バージョンで解消

収納時は灰受け皿に格納して、コンパクトにできるのですが、部品を固定することができないので、そのままでは袋に入れられず、購入時に収納されていた段ボールに格納する必要があります。

段ボールはそのうち壊れるだろうし、どうしよう・・・と考えていたら、新バージョンで解消されました!

各パーツを灰受け皿に固定できる「押さえネジ」が新たに付属することになったようです!マジか。

これにより、収納時のバラつきが無くなり、安定して固定できるようになりました。

まとめ:超重いけどカッコイイ。一生使える焚火台

購入後、複数回使用していますが、さび止めで施されていた塗装が剥げてきて、いい風合いを醸し出すようになってきました。

鉄なので、濡れたままで放置すると錆びてしまうのですが、使用後にガシガシ洗って、よく乾燥させることで、どんどんこなれた感じになってきました。

TAKIBEITAはこんな感じで、ワイルドに使い続けられる、カッコイイ焚火台でした!

皆さんも、ぜひ使ってみてください!

それでは、楽しいゆるそとらいふを!

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