親子で熊本温泉巡り 熊本に住んでてよかった!~サウナーの西の聖地「湯らっくす」へ(前編)~

こんにちは。むらきゅうです。熊本に住んでてよかった~!

今回は、熊本市内中心部から車で10分の「湯らっくす」をご紹介します。

今や「サウナ界の西の聖地」と呼ばれるほど、有名な施設を今更紹介するのはちょっとためらわれますが、昔からの熊本県民にとっては、サウナ界の西の聖地となる前からなじみ深い施設ですので、思い入れたっぷりに紹介させていただきます。

思い入れが強すぎて長文になったので、2回に分けて掲載します。

サウナーの西の聖地「湯らっくす」とは

「湯らっくす」は、温泉施設として、超巨大施設というわけではなく、交通の便もそれほど良いとは言えませんが、その限られた経営資源の中でも、顧客ニーズを踏まえた魅力ある施設づくりを行い、大盛況となっています。

その本質は、サウナに特化した施設というだけではなく、利用者目線の施設づくりがすごく心地よい空間を作り出している、サービス業のお手本のような施設づくりにある、と思っています。

  • 住所 熊本県熊本市中央区本荘町722
  • 電話 096-362-1126
  • 営業時間 24時間営業(8:00~10:00は清掃時間のため浴室は使用不可)
  • 料金 入浴のみ 大人平日590円 土日祝690円
  •    入浴のみ 小人平日300円 土日祝300円
  • ゆらっくすコース 大人1,300円 小人300円(館内着無し)
  • 3時間コース    大人980円 小人150円(館内着無し)

入場すると、入り口で履物をロッカーに預けた後、券売機で入浴券を購入します。その際、湯らっくすコースと3時間コースは券売機にありませんので、フロントで直接申込・支払いを行います。

湯らっくすコースの場合、ロッカーキーと館内着を渡してくれます。私たち家族はいつも3時間コースを選択します。小人150円ですし!

通常の入浴の場合は、1Fの更衣室で着替えます。

湯らっくすコースの場合は、2Fの更衣室で館内着に着替えた後、最初に上った階段の途中にある浴場への階段を通って、専用出入り口から浴場へ入場します。

階段の途中に無料貸し出しのタオルがありますので、そこでタオルをとることを忘れずに!

階段を下った先にあるスペースで簡易ロッカーに館内着とタオルをしまい、浴場へ入場することになります。その際、付箋紙が置いてありますので、自分のロッカーに目印をつけておいてもよいと思います。

貴重品は必ず2Fの個人ロッカーにしまうようにしましょう。ここには鍵付きロッカーはありません!

専用出入り口を抜けたらそこはいよいよサウナーの聖地です!

サウナーの西の聖地湯らっくすのおすすめポイント

  • 利用者目線のかゆいところに手が届くサービス
  • サウナへのこだわりがすごい
  • 水風呂!
  • 湯らっくすコースで利用できる「2Fリラックススペース」の充実度・満足度が半端ない

利用者目線のかゆいところに手が届くサービス

サウナが充実していることは言うまでもありませんが、湯らっくすの特徴はとにかく顧客目線のサービスが徹底されているところだと思います。

上げるときりが無いのですが、いくつか紹介したいと思います。

3時間コースから湯らっくすコースへの切り替えが自動

湯らっくすの超おすすめポイントである、2Fのリラックススペースを利用するには、全日利用できる「湯らっくすコース 大人1,300円」を受付時に申し込む必要がありますが、そこまで長居できない方には、「3時間コース 大人980円」を申し込むと、2Fを利用することができます。

そのあと、3時間を超えてしまった場合も、3時間コースを追加したり、それから湯らっくすコースが追加したりするのではなく、自動的に湯らっくすコースに変更になります。上限が1,300円と決まっているので、時間に縛られることなく、ゆっくりと利用することができます。

水は地下の天然水を利用、氷のディスペンサーもあり!

お風呂の入り口にある冷水器は熊本ならではの天然水飲み放題冷水器と、氷のディスペンサーが設置されています。水がおいしいのはもちろん、氷は小さめの氷が多数出るようになっており、使い放題の小さい紙コップと合わせて、氷+天然水のコンボを楽しむことができます。当然、紙コップは使い捨てなので、大量の紙コップを用意する必要がありますし、そのメンテナンスも大変だと思います。でもこのようなサービスがある施設は熊本で体験したことはありません。それだけすごいことなのだと思います。

○湯上りの冷たいおしぼりご用意やダイソン等の高性能ドライヤー設置

2Fのリラックススペースには、湯上りのタオルはもちろん、冷蔵庫に入った冷たいおしぼりも用意されています。サウナで熱くなった体を冷たいおしぼりで冷やしつつ、のんびり過ごす・・・最高です。

また、2Fに設置されているドライヤーはダイソン製の高性能ドライヤーです。最初は、何この丸い穴が開いた装置、と思いますが、ハイパワーなダイソン製ドライヤーで一気に髪を乾かすことができます。これも温泉施設で見たことありません。

こういった、一つ一つの積み重ねがサウナの魅力と相まって、唯一無二の西の聖地とまで昇華させているのだと思います。

サウナへのこだわりがすごい

湯船の数よりもサウナの数が多いことでも知られていますが、そもそも湯船は一つしかありません。その湯船は結構な広さがあり、ジャグジーなども用意されています。しかし、ほとんど入っている人はいないので、温泉を楽しみたい方はゆっくりと入ることができます。

サウナは「アウフグースサウナ」「大噴火瞑想サウナ大阿蘇」「メディテーションサウナ」の3種類があります。

「アウフグースサウナ」

サウナーの聖地といわれると気後れしますが、特に敷居が高いことはなく、「アウフグースサウナ」は1時間ごとのイベント以外は、普通のサウナとして利用できます。入り口に新しいサウナマットが設置されていますので、忘れず手に取りましょう。中にはテレビが設置されています。

アウフグースイベントは・・・始まった瞬間はわくわく感でいっぱいですが、途中からパニックになりました。それくらいの熱波です!私は耳までタオルで覆いましたが、途中で耐えられず退出しました。満員でしたが3番目くらいの脱落者です。。。私にはちょっと早かったようです。

熱波が苦手な方は、毎時15分くらい55分くらいまで入ることをお勧めします。

「大噴火瞑想サウナ大阿蘇」

いわゆる蒸し湯です。床下を流れる温泉水が室内にある水場からの水を流すことで、蒸気が噴出し、蒸し湯状態を作り出します。また、サウナ内には塩が設置されており、体に擦りこむことで、発汗・美肌効果なども見込めるようです。

ここは、空気が乾燥していないので、多少長めに入ることができます。子供も安心して入ることができそうです。

内部は目が慣れるまではどこに何があるかわからないので、落ち着いて行動しましょう。左手が水場・真ん中に塩桶・突き当りに座るスペースがコの字に配置されています。

眼鏡の方は入った瞬間に眼鏡が曇るので要注意!そもそも眼鏡してサウナ入ったらだめですが。

座る際には、ドアから入った左手にある水場から手桶で水を汲み、自分が座るところに掛けることで、蒸気の流れを作ることができます。また、出るときにも座ったところに水を掛けるのがエチケットなのかと思います。

「メディテーションサウナ」

こちらも人気のサウナで、自分でサウナストーブに水を掛けることができ、かけて数秒後にサウナ室全体に広がる熱気にサウナの構造(熱が回る)を体感することができます。これは危ないので子供には触らせない方が良いので、事前に良く言い聞かせた方が良いと思います。

こちらは、一緒に入る方によっては、ものすごい勢いで水を掛けられるので、室内の温度がすぐにヒートアップ!となることがあります。私のようなサウナはすぐに退散できるように入り口近くに座ることをお勧めします。

水風呂!

サウナと並ぶもう一つの特徴が「水風呂」です。サウナの後は最大深度170㎝の水風呂が待っています。上部から下がる「綱」と打たせ湯のように落ちてくる水流、そして綱を上らないと押すことができない「MADMAX」ボタンが設置されています。

「MADMAX」ボタンは押すことで、上部からの水流が劇的に増加するボタンで、それほどしょっちゅう押している人はいませんが、周囲に水しぶきを巻き散らかすインパクトはものすごいものがあります。

この水風呂の後、ドラマ「サ道」で原田泰造さんも座ったととのい椅子に座るのがおすすめです。露天風呂前の開けたスペースに複数並んでいます。

サウナ→水風呂→リラックス・・・このコンボが最高にリラックスできます。

湯らっくすコースで利用できる「2Fリラックススペース」の充実度・満足度が半端ない

温泉好きな息子は、「温泉の数が少ない」と不満げですが、子供でも大人と一緒であれば、サウナに入れるということと、2Fのリラックススペースの充実度がすごいため、「湯らっくすは2Fがあるから90点!、2Fがいいんだよね~」といっています。

もし、湯らっくすコースを使ったことが無い方がいたら、一度は使ってみることをお勧めします。2Fの詳細は後編でお伝えします!

それでは、楽しいゆるそとらいふを!

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