こんにちは。むらきゅうです。
楽天インサイト株式会社の2019年「キャンプに関する調査」(対象エリア:全国、20歳~69歳男女、1,000サンプル)によると、キャンプでの不安や心配事について、トイレ、お風呂、寝心地が悪そう・・・などが並ぶ中、トップは73.7%が回答した見事「虫に刺されそう」となりました!
たしかに、ゆるキャン△でも、冬にキャンプをする理由について、虫がいないから、と言っていましたし、虫対策 虫刺され対策はキャンプの最大の問題かもしれません。私も人一倍悩まされてきました。
今回は、これからの季節のキャンプに大事な、虫刺され対策、特に都会ではあまり出会わないブヨの対策について書きたいと思います。
知っていると知らないとでは、ブヨに刺された後の回復が大きく違いますので、知識を持った上で、万全な体制でキャンプにいきましょう!
※本記事は個人の感想・見解を記載していますので、虫刺されの際は適切な医療機関などを受診してください。
虫刺され ブヨとは
キャンプは自然を楽しむレジャーなので、屋外ならではの危険もあります。
虫刺されにはさまざまな種類がありますが、特に注意した方が良いのは、都会ではあまり出会うことのない虫です。
ブユはその筆頭だと個人的に思います。
とはいえ、家の近くの河原を散歩していると、気づいたら刺されていることがあるので、街中にはいないわけではないのですが。
ブヨについて
ブヨ(ブユ・ブト)は、最大5mmほどの小さい虫です。ハエのような見た目で、一瞬コバエかな、と思ような見た目です。
水辺近くの雑草が生えているようなところに発生し、特に3月~9月くらいに活発に活動します。
河原のキャンプ場や山の中のキャンプ場・・・はっきり言ってどこでも現れます!
蚊のように羽音があまりしないので、近くに来ても気づくことができない、というヤバいやつです。
刺されたらどうなるか
キャンプ場などで、ちょっと肌に違和感を感じて、さっと払うと、痒さはないものの肌に小さい血の跡があることがあります。
ブヨは皮膚を噛みちぎって血を吸うため、血の跡がつく、ということです。
蚊に刺された時は、すぐに痒くなってきますが、ブヨは最初ほとんど痒くなりません。
安心してそのままにしておくと、徐々に刺された場所の周りが腫れ上がってきます。そして猛烈な痒みが襲ってきます!
ブヨの唾液には毒性があり、アレルギー反応を引き起こします。体質によっても変わるかもしれませんが、ひどいときは刺されたところだけでなく、その周辺までパンパンにはれ上がります。
蚊であればいつものことなので、虫刺されの薬を塗るくらいで大丈夫だと思いますが、ブヨに噛まれたときは、なんだこれ!とビックリすると思います。
しかも、そのかゆみは一日では収まらず、数日~数週間続くという、非常に厄介な症状を引き起こします。
私は学生時代、知識が無く適切な処置をしなかったので、2年間にわたりしこりが残り、かゆみがずっと続く、という経験をしました。
今は対処法がわかっているので、そこまでひどくなることはなくなりましたよ!
ブヨに刺された後の対応は
まずは、水洗い!あればポイズンリムーバーを使って、ブヨの毒を吸い出します!その後はステロイド系の軟膏を塗りましょう!
まずは傷口をきれいな水で洗うこと、これによりブヨの毒を多少なりとも洗い流せます。せっけんなどを使うとより効果があるかもしれません。
次に、おすすめは、ポイズンリムーバーでの「毒の吸出し」です。
私は他の救急対応と合わせてこちらのファーストエイドキットを使っています。
もしくは、こちらも見た目がかっこよくて、かつ実用性もあり、おすすめ
ポイズンリムーバーというと、見た目が注射器みたいなので、針を刺して毒を抜き取るのか?と考えがちですが、全く違って、強力なスポイトで毒を吸い出すものです。
ブヨに刺された傷口を洗った後、傷口にポイズンリムーバーの吸い取り口をつけて、注射器の押すやつを逆に引っ張る!ことで、毒が傷口から吸い出されます。この時跡が残るかもしれませんが、ブヨの毒による腫れの方がひどいので、多少跡が残っても吸い出した方が良いですよ。
そのあとは、私はムヒアルファEXを使ってひたすら治るのを待ちます。
ここまでしても、ひどいかゆみに襲われます。処置をしていないと、夜寝れないくらい痒くなりますよ。
その場合は、いったん腫れを冷やして落ち着かせる、等を行っています。
ブヨに刺されないために
ブヨはハッカの香りが苦手、と言われています。そのため、私はできる限り肌を露出しないようにするとともに、ハッカ油のスプレーを利用しています。
キャンプの際はどうしてもサンダルや半袖になることが多いため、その部分をブヨに狙われることが多いです。
その防御のためにこちらのハッカ油を使っています。スプレーの強力な虫よけとは異なりますが、天然成分なので、あまり気にせず使えるところが気に入ってます。
いかがでしたでしょうか。ブヨはアレルギー体質の方は、刺されるとひどく腫れてしまう可能性があります。街中ではあまり出会わないので対策がおろそかになりがちですが、刺された後に後悔することになりますので、キャンプの際は、ぜひ、本日記載したような対策を取っておくことをお勧めします。
それでは、虫刺され対策で、楽しいゆるそとらいふを!