2022年4月に「蔵迫温泉さくらオートキャンプ場」に親子&友人と行ってきましたのでレポートします!
こちらのキャンプ場には、なんと滞在中入り放題の場内温泉&露天風呂があります!
高原のサイトからの最高の景色と露天風呂を楽しめる、テントサイトが18とこじんまりとしたキャンプ場で、目の届く範囲に設備があるので、ファミリーに最適です。
さらに、キャンプ場に温泉があるということは・・・温泉までの移動の心配がない為、テント設営しながらビールが飲める!というお父さんにも優しいキャンプ場でもあります。
実際に行ってわかった正直レポもありますので、ぜひ最後までお読みください!
蔵迫温泉さくらオートキャンプ場のイチオシポイント
- 滞在中入り放題の源泉掛け流し温泉・露天風呂が最高
- 阿蘇と九重の絶景がとにかく素晴らしい!
- 炊事場の水は井戸水を利用しており天然のミネラルウォーター
蔵迫温泉さくらオートキャンプ場とは(ロケーション・料金等)
蔵迫温泉さくらオートキャンプ場のロケーション〜標高700mの絶景キャンプ場〜
熊本市内から車で約1時間40分、黒川温泉のすぐ近くにあるキャンプ場で標高は約700mくらいの高原に位置しています(国土地理院地図より)。
熊本市内に比べると4℃くらい気温が下がるので、秋冬は少し厚着をして行った方が良いと思います。
今回はテントサイトを利用したので、テントサイトの情報を中心に記載します。
- 住所:熊本県阿蘇郡南小国町満願寺 2849-1
- 電話:0967−44−1008
- チェックイン時間:13:00
- チェックアウト時間:11:00
蔵迫温泉さくらオートキャンプ場の料金表※1泊の料金
入村料(入浴・入湯税込) | 大人900円 | 子供540円(4歳〜小学生まで) |
キャンプサイト | オート2,000円~ A1・A2・A3・K1はプラス500円 | バイク1,500円 |
ごみ処理代 | 1泊300円 | |
日帰り利用(10:00〜18:00) | 大人500円 | 子供300円 |
蔵迫温泉さくらオートキャンプ場の概要
キャンプ場案内図
県道317号沿いの看板が目印です。
下の地図で管理人室と書いてある場所から、急激な登りになっていて、露天風呂あたりまで、ずっと登ります。
頂上にテントサイトがある感じです。
阿蘇側のサイトからは、「さざんか」を通り抜けて、管理棟やお風呂に行くことができます。
テントサイト → 天気が良ければ阿蘇と九重の絶景が見られる・夜は満点の星空!
蔵迫温泉さくらオートキャンプ場のテントサイトは大きく分けて、阿蘇側と九重側に分かれています。
阿蘇に沈む夕日を見るには阿蘇側、朝日を楽しむには九重側というように、過ごし方に応じて選択すると良いです。
こちらは阿蘇側のサイト
A-2 阿蘇側の絶景を一番堪能できるサイトです。
A-3 今回我々が利用したサイト。
眺望が開けており、思わず見とれてます。
そして、真夜中には満天の星空を見ることができました!
写真ではちょっとわかりづらいですが、天の川まで見えました。
A-4 炊事場とトイレに隣接しています。
A-5 こちらも炊事場とトイレに隣接しています。
A-6とA-7 温泉に近いサイトです。
手前からA-10、A-9、A-10
眺望はA-2、A-3ほどではありませんが、十分に絶景を見ることができます。
そして九重側のサイト
こちらは少し木が生えており、眺望が開けている部分は多くないですが、十分に山並みを楽しむことができます。
K-3 一番広い面積があるサイトです。
K-5 段々畑状になっているので、プライベート感があります。
K-6とK-7 K-5からは一段登っているので眺望が良いと思います。
K8 こちらも広々と場所をとることができるサイトです。
K-9 こちらは少し脇道にそれており、細長いちょっと特殊なサイトです。
源泉掛け流し温泉と露天風呂 → 最高!だが激アツ!
蔵迫温泉さくらオートキャンプ場の特徴はなんといっても、夜通し入浴が可能な、源泉掛け流しの温泉!
キャンプ場に温泉があるだけで激アツ!さらに温度も激アツ!
日中はかなり高温でしたが、夕方から夜にかけては、体感42度くらいのちょっと熱めのお湯になっていました。
内風呂と露天風呂があり、露天風呂は日替わりで男女別が入れ替わります。
「キャンプ場の温泉なんて、掘っ立て小屋みたいなもんでしょ~」と期待していなかったら、このクオリティ!
マジなやつだ!こちらは内風呂の入り口。
内風呂は男女別が固定となっており、露天風呂と内風呂の間の移動は一度着替えた上で、外に出て移動する必要があります。
こちらが男性用の内風呂。
洗い場も4つあります。
ただし、お湯が出るまで時間がかかるので、少し蛇口から水を出して待つ必要があります。
脱衣所は広く、鍵のかかるロッカーもあるので、とても便利に使うことができます。
露天風呂の入り口。
こちらが、露天風呂の一つ「藤の湯」。もう一方の「松の湯」と比べるとかなり狭いようです。
今回は、男性用が「藤の湯」の番でした。
露天風呂には洗い場が2つありました。
この温泉に、15:00〜9:00まで入り放題って最高かよ!
まあ、そんなには入れないのですが、温泉好きの息子は3回入ってました。
こちらが松の湯。藤の湯よりかなり広くてゆっくりできます。
炊事場とトイレ → 水洗でキレイなトイレと井戸水の水道
阿蘇側と九重側にそれぞれ設置されています。
こちらが阿蘇側の炊事場とトイレ
炊事場は蛇口が二つと洗い物置き場があります。
蛇口から出る水は井戸水で非常に冷たく、飲んでも美味しい天然のミネラルウォーター!
ペットボトルに汲んで持って帰りました!
トイレは男女別に2つずつあります。
とても綺麗にされていて、お子さんでも問題ないと思います。
水洗ですがウォシュレットはありませんでした。
そして九重側の炊事場とトイレ
こちらは炊事場。蛇口は2つありますが、阿蘇側と比べるとちょっと狭いかもしれません。
トイレは2つ、男女は分かれていませんでした。
管理棟 → 飲料が充実・必要なものは揃う
こちらは管理棟。薪や着火剤、とりあえずのキャンプに必要なものはいろいろ揃っていました。
花火をここでゲット!300円
ソフトクリームや各種お酒も充実していました。
生ビールもあるので、お風呂上がりには最高です!
そして各種注意事項。自然を静かに楽しむことができるように、クワイエットタイムの設定など、注意点があります。
ゴミ出し → 処理料支払いでゴミ出し可
管理棟の入り口の近くに、ゴミ捨て場が設置されています。
予約時にゴミ処理料300円を支払うことで、こちらに燃えるごみ、ペットボトル、びん・缶と分別して捨てることができます(8:00〜11:00)。
ごみはそのままではなく、種類ごとにビニールなどにまとめて捨てるシステムです。
炭と灰は、管理棟前の「いろり」に捨てることができます(朝〜チェックアウトまで)。
いや〜ゴミ処理料が最初から含まれていると、捨てやすくて良いですね。気兼ねなく捨てられます(ゴミは最小限が前提です!)。
ペグの刺さり具合 → 土と砂で硬い!鍛造ペグ推奨
テントサイトは基本的に土&砂&砂利なので、はっきりいって固いです。
テントに最初から付属しているような、アルミのピンペグでは歯がたちません。
使うことはできますが、かなりの確率で曲がると思います。プラペグも厳しいでしょう。
おすすめは鍛造ペグです。っていうか、鍛造ぺグ1択かも。
私はこちらの鍛造ペグを使っていますが、これよりも細い鍛造ペグでは打ち込む際に曲がってしまいました。
恐るべし。蔵迫のサイトの硬さ。
でも、岩や石のキャンプ場と比べると、ちゃんとペグは刺さるので、刺さってしまえば安定します。
携帯電話のつながりやすさ → 不安定な場所はあるが通信可
携帯電話の電波については、docomo、SoftBankは問題なくつながりました。
auは未確認です。
山の中なので、多少繋がりにくい場所はありましたが、基本的にアンテナは2〜4本たってました。
蔵迫温泉さくらオートキャンプ場のおすすめサイトは?
阿蘇の景色を満喫したければA1・A2・A3推奨
阿蘇側サイトの中でもA1・A2・A3サイトは目の前を遮るものがなく、阿蘇まで見渡すことのできる絶景サイトです!
その絶景は服掛松キャンプ場の展望サイトにも勝るとも劣らない、素晴らしい眺めです。
お風呂や炊事場とトイレまでほんの少し距離がありますが、もともとこじんまりとしたキャンプ場なので、全く問題ないです。
プライベート感と景色の両方を楽しみたければ九重側K1〜K9
阿蘇側ほど眺望は広がりませんが、九重の山並みを見ることができ、プライベート感もあるので、ゆっくりしたい方には良いと思います。
蔵迫温泉さくらオートキャンプ場の予約方法
テントサイトの予約はオンラインのみとなっています。
キャンプ場には珍しく、サイトの一つ一つを指定してオンライン予約することができます!
- 予約方法:「なっぷ」からのオンライン予約のみ
- 支払い:予約時にオンラインでのカード決済が必要
- 利用可能なカード:マスターカード・VISAカード
蔵迫温泉さくらオートキャンプ場の正直レポート
絶景と温泉が同時に楽しめる大人気の蔵迫温泉さくらオートキャンプ場ですが、実際に行ってわかった注意点をご紹介します。
サイトが土&砂なので風の強い日は砂埃がすごい
とにかくこれ。
テントサイトが芝ではないので、しばらく雨が降っていない場合は、激しく砂埃が舞います。
強風時の小学校の校庭を思い出してください。
砂埃が目にはいって痛くなったあの思い出。
身体中が砂まみれになって、ザラザラ状態のあの思い出。
とにかく、強風が吹くと全てが砂まみれになります。
テント・タープはもちろん、テントの通気口からも砂が入り込んで、寝袋も砂まみれ。。。
道具が全て砂に覆われてしまいました。
砂なので、次回のキャンプで払えば落ちると思いますが、ちょっと大変です。
テーブルの上に少し携帯を置いておくだけでザラザラになりました。
蔵迫温泉さくらオートキャンプ場に行くときは、天候だけでなく風速もチェックした方が良さそうです。
土日は予約を取るのがかなり難しい
人気のキャンプ場なので当たり前ですが、2・3か月先まで土日の予約はいっぱいになっています。
今回は、日曜日泊という日程で伺いましたが、テントサイトは6割方埋まっていました。
4月上旬の現時点で予約サイトを確認してみると、6月までは予約がいっぱいになっていました。
まとめ → 絶景と温泉は最高!でも砂埃対策必須・・・
いかがでしたでしょうか。
絶景と温泉。この最強コンボで、ファミリーを中心におすすめのキャンプ場です。
ただ、強風時の砂埃は私の中でかなりマイナスです。ペグもかなり刺さりにくい。
芝のサイトだったら良いのですが・・・贅沢ですね。
温泉はないけど、絶景を楽しみたいのであれば、服掛松キャンプ場の展望サイトやボイボイキャンプ場をお勧めします。
どちらも強風時は大変ですが、少なくとも砂埃はないので。
砂埃対策をしっかりおこなった上で、絶景と温泉が満喫できる蔵迫温泉さくらオートキャンプ場を楽しんでください!
それでは、楽しいゆるそとらいふを!