熊本に子連れファミリーが遊びに来た時は必ずここに案内して、「熊本ってすごいね~」という感想を(無理やり)言ってもらってます。
こんにちは。むらきゅうです。
熊本市の水遊びパラダイスは、なんといっても江津湖!
ネットでいろいろ江津湖の情報を探すけど、なかなかコレ!っていう情報が見当たらない…
それだけ江津湖で遊ぶっていうニーズがないのかもしれないけど、我が家では必要な情報!
無いなら実際に経験して我々でまとめてしまえ!ということで、江津湖の完全ガイド(水遊び中心)を作ることにしました。
徐々に精度を上げて、価値あるものにしていきます!
江津湖で水遊びの際の注意点!
子供からは絶対に目を離さない!
江津湖は比較的安全に水遊びができますが、お子さんから目を離さないようお願いします!
小さいお子さんはライフジャケット着用!
急に深くなるところがあるので、小さいお子さんはライフジャケットを着用してください!
素足はダメ!かかと付きのサンダル推奨!
江津湖には石だけでなく、ガラスや陶器の破片などが散らばっています。
素足だと足を怪我する可能性があるので、必ずサンダルを履いてください。
また、川に流されてしまうので、かかと付きのサンダル推奨です。
江津湖の全体像
正式な呼び方は細かくあるのかもしれませんが、とりあえず出水地区、上江津地区、下江津地区、広木地区の4エリアが中心エリアです。
今回は、出水地区・上江津地区をご紹介します。
水遊びスポット1:まずはスタート~県立図書館横の橋から川下り!
対象:小学校高学年以上
最初は、出水地区、江津湖に流れ込んでいる加勢川の川下りからスタートです。
この辺りには公園の駐車場はありませんので、Pにあるコインパークの利用をお勧めします。
江津湖で遊ぶ場合、体育館・図書館の駐車場には車を駐車できませんのでご注意ください。
この砂取橋のたもとに川へ降りる階段があります。
この街中でこの水のきれいさ!水前寺公園のあたりで湧き出ている水が集まって流れ込んでいる加勢川なので、とても水がきれいです。
キレイですが、湧き水だけでなく、雨水やいろいろな水が流れ込んでいますので、もちろん飲んでいいわけではありません!
子供は水を飲みがちなので、気を付けてください。
そしてここから、ライフジャケットや浮き輪を準備して川下り開始!
橋の下あたりは浅いですが、江津湖に向かうほどに深くなります。
浮き輪やライフジャケットが無いと危ないので、小学校高学年からが推奨。
浮き輪を使って大人でも川下りすることができます。
この辺りは水深が浅すぎるところもありますが、SUPしている方もいましたよ。
水遊びスポット2:夫婦岩プール(仮称)での飛び込みと水遊び!
川下りでしばらく流れにまかせていると、開けたエリアに到着します。
地元小中高校生の水遊びスポット「夫婦岩プール」です。
そのほかに、小さい子供も遊べる「ちゃぷちゃぷエリア」や植物に囲まれた「水辺の生物観察エリア」があります。
呼び方は全部勝手に名付けてます。
公園の水遊び場なので、ロッカーやシャワーはありません。
休憩園地のトイレがありますので、そこで着替えることになります。
見学の方は木陰のあたりにレジャーシートを引いて見守るのが良いと思います。
夫婦岩プールで飛び込んだり泳いだり!
左側の大きな2つの岩が目印です。
夫婦岩プールという名称は勝手にそう呼んでます。
見学の方は木陰ゾーンでごゆっくり。
水辺へは、中央の矢印部分(階段無し・1.2Mくらい)から降りるか、左側に回ると降りることができます。
右側にある大きな岩の上から飛び込むのが子供たちの流行です!
大ジャンプ!
そのあたりは場所によって1.8m近く深さがありますので、泳ぎが苦手な方や小学生は気を付けてください。
中央の岩のあたりを横から見たイメージです。急に深くなるので、注意が必要!
岸の上からも魚がたくさん泳いでいるのが見えます。きれいですね。
あくまで本当のプールではなく、自然のプールなので、注意してくださいね。
超穴場!ちゃぷちゃぷエリア
小さいお子さんには、ちゃぷちゃぷエリアもおすすめです。水深20㎝くらいの小川で水遊びができます。
ここ、本当におすすめなのですが、わかりづらいのか、じゃぶじゃぶ池よりも全然人がいなくて、超穴場だと思います!
こんな感じで石の上を渡ったり・・・
水が絶え間なく流れており、すごくキレイです。
ここなら小さいお子さんでも安心して遊ぶことができますよ。
ジャンプしたり!スリル満点です。
もちろん落ちても20センチくらいなので、問題ありません。
木の枝が適度に木陰を作っていて、心地いい。
ほんと、おススメなんだけどな~。みんな遊びに来ればいいのに。
水辺の生物観察エリア
夫婦岩から少し足を延ばすと、ゾウさんプールがあるエリアに到着します。
ゾウさんの滑り台がシュールです。
残念ながらこのゾウさんプール、他のエリアとは異なり、水の流れがあまりない為、藻が繁殖していて水遊びにはちょっと適していません。
泳ぐのであれば、先に紹介した「夫婦岩プール」、水遊びであれば「ちゃぷちゃぷエリア」をお勧めします。
そのゾウさんプールの向かい側にあるのが、「水辺の生物観察エリア」。
こちらは、水遊びには適していませんが、流れが緩やかで植物も群生しているため、小さな水辺の生き物を観察するにはもってこいの場所です。
この日も、網を持った小学生が何やら探してましたよ。
小魚はもちろん、ザリガニやカニ、イモリなど、いろいろな小動物がいます。
我が家はそういった生き物の飼育は苦手なので、あまり足を踏み入れてはいません・・・
この辺りから、上江津地区になります。
水遊びスポット3:大人気の水遊び場!江津湖じゃぶじゃぶ池
ゾウさんプールのあたりから先は、上江津地区になり、川幅も広く、湖としての形が整ってくる地域です。
じゃぶじゃぶ池の駐車場(神水駐車場)
じゃぶじゃぶ池は、神水駐車場の近くにありますが、駐車できる43台とあまり多くないので、早めにいかないと満車になってしまう可能性が高いです。
この日も満車で、警備員の方が入庫をお断りしていました。
また、出水地区から徒歩5・6分かかるため、神水駐車場に駐車してからは、相互の行き来は難しいかもしれません。
メジャーな水遊びスポット じゃぶじゃぶ池
湧水が流れ込む浅瀬のスペースがじゃぶじゃぶ池です。
この日は気温が高く35度を超えるような日でしたので、大勢の子供たちが遊んでました!
深さは10㎝くらいなので、水遊びに最適です。
橋の上から見ても、水が透明なのがわかります。
木陰が適度にあるので、親御さんはそちらで様子を見守っている方が多かったです。
ポップアップテントを立てている人もいました。
こちらは、じゃぶじゃぶ池から江津湖の方に広がっている浅瀬です。
もう少し奥に行くと、ボートが入ってくることができるくらいの深さになるので、小さいお子さんはじゃぶじゃぶ池で遊ぶ方が良いと思います。
橋を渡って江藤ボートハウスへ
こちらは、対岸の江藤ボートハウスです。
江藤ボートハウスには、じゃぶじゃぶ池側から2つの中の島を経由して行くことができます。
中の島はあまり人がいないので、のんびりするにはちょうどいい場所ですね。
コチラは10月の様子。
江藤ボートハウスを間近に見ることができます。
10月に行った時にはソフトクリーム(380円)が売っていました。
こちらはチキンコンボ(530円)。
ボートの料金はこちらの通り。手漕ぎボート60分600円、ペダル1,000円。
手漕ぎボート1日貸し切り1,500円って安くない?釣りをされる方が借りるのでしょうか。
江藤ボートハウスの近くには、ノルディックウォーキングコースの表示がありました。
この湖畔沿いに進むようです。
上江津神社もあります
このノルディックウォーキングコースを進むと、国道57号線、東バイパスに当たります。
東バイパスを渡って少し歩くと、右側に上江津神社があります。
湧き水がふんだんに流されていました!
ちょっとわかりづらいですが、江津湖が今あることに感謝して、お参りしてきました。
出水地区と上江津地区の間のスポット
こちらは、出水地区と上江津地区の間にある宿泊施設「藻乃花」とレストラン「湖鏡」です。
出水地区には自動販売機が無いのですが、藻乃花の前に1台自動販売機があります。
こちらは、国指定天然記念物の「スイゼンジノリ」の保護エリア。
こういった形で、環境保護活動も江津湖ではされています。
江津湖について
今回ご紹介したのは、江津湖の上半分の地域です。
熊本市は水道水源のすべてが地下水で賄われている、とても恵まれた土地です。
水田などから地下にしみ込んだ雨水が、15年~20年をかけて水前寺・江津湖に湧き出ている、と言われています。
超巨大火山だった阿蘇の火山活動で、地下水が溜まりやすい地形になっているようです。
加藤清正が今の江津湖の形を整えた、とも言われています。
水温は1年を通じて18℃程度となっており、夏は冷たく冬は暖かく感じる水温が保たれています。
いかがでしたでしょうか。
都市の中心部に水遊びができる川・湖があるなんて、熊本って本当に恵まれていると思います。
今回、江津湖で水遊び&歩いてみて、この環境を大事にしなくちゃ、と改めて感じました。
以前、広木公園について書いた記事はこちら。
息子は秋になっても江津湖でジャンプしてます!
まだまだ暑い日が続きます。
皆さんも、ぜひ江津湖訪れてみてはいかがでしょうか。
それでは、楽しいゆるそとらいふを!
※本記事は、あくまで個人が体験した内容を記載したものです。水遊びにより発生した一切の事故や怪我・病気などの責任を負いかねますので、ご了承ください。